カーペットのお掃除の方法・仕方 ダニの駆除

●カーペットのホコリやゴミを取り除く

まず基本は、カーペットについたホコリ、ゴミを吸い取ることです。
掃除機を隅から隅まで丁寧にかけることが大切ですが、コツとしては絨毯の毛並みに逆らってかけると、奥に隠れたホコリも取れやすくなります。
また、あらかじめブラシなどで毛並みを逆立たせゴミを浮き上がらせてから、掃除機で毛並みにそって吸い取る方法もあります。
掃除機で吸い取る場合には1平米あたり20秒~30秒かけると、充分にゴミを除去できると言われています。

●カーペットの汚れを落とす

ホコリやゴミを吸い取ったら、今度は汚れを落としていきますが、水性の汚れと油性の汚れでは掃除方法が異なります。

○水性の汚れの場合

ホコリやゴミを吸い取ったら、固く絞った雑巾に重曹や中性洗剤、クエン酸などを薄めた液を付けて、カーペットのベタついてる部分や汚れが気になる部分を拭き取っていきます。
簡単に落ちない場合は、毛並みに逆らって拭き取ります。
このとき、あまり広範囲にゴシゴシしてしまうと汚れを広げてしまうので、なるべく「トントン」と、汚れを含んだ水分を雑巾で吸い取るようにしましょう。
吸い取り用の渇いた雑巾も用意しておくと便利です。
汚れやベタつきによって毛並みが硬くなってしまった部分には、掃除した後にブラシで毛並みを立たせながらドライヤーを温風で当てると、ふんわりしてきます。

○油性の汚れの場合

ベンジンやシンナーを加えながら行いますが、カーペットの色も落ちてしまう可能性があります。
まずは、見えないところで、試してから使いましょう。
水性の汚れを拭くときと同じように、汚れを広げないために中央に向かって叩くように拭いていきます。
掃除後はドライヤーとブラシで、乾かしながら毛並みを整えていきます。

●カーペットの臭いを落とす

カーペットの臭いが気になる場合は、重曹を振りかけて、ゴム手袋などをつけた手でこすり付けていきます。
全体にこすり付けた後、1時間ほど放置したら、重曹の粉を掃除機で吸い取ります。

●カーペットのダニを駆除する

そして一番気になるのが、カーペットに潜んでいるダニです。
ダニには熱をかけて退治するのが一番効果的です。
天日干しでも効果がありますが、大きなカーペットや絨毯だと干すのが困難ですよね。
そんなときには、スチームアイロンを使います。
スチームの設定は強にして、端から端まで、毛並みにそってゆっくりアイロンをかけていきます。
全体にアイロンをかけるのは大変ですが、クリーニングに出すよりも安く済むので、手間さえ惜しまなければ、家庭でもきれいに清潔に仕上がります。
熱を加えてプレスすることで、カーペットの毛並み、へたりも復活します。

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