障害を持っているといじめられる事が多い。
周りは、「普通じゃない」「みんなと何か違う」「あの子だけ変」
と言った、周りと同じじゃないことに違和感を感じるからだろう。
私も幼稚園の頃、「背が高い」「顔が不細工」「足が遅い」
ことでいじめられた。
障害じゃなくても、まわりと違うことは許されないのだ。
同調圧力じゃないけど、少数の者はどうしても周りと合わせないといけない。
でも、障害や容姿は本人が努力しても治せるものではない。
よく「障害があるから~できない」というのは甘えだと言う人がいる。
こちらとしては、障害のできないっぷりをアピールしているつもりはない。
努力してもできないものはできないのである。
これはなかなか健常者にはわかってもらえない。
努力すれば改善できることもあるかもしれない。
でも少しできるようになるのにはかなりの努力が必要である。
その少しができるようになっても、周りから見たら所詮「違う」のである。
そして差別される。
踏んだり蹴ったりである。
みんな本来ひとりひとり違うのである。
そんなに共通項を見つけて、仲間はずれにしなくてもいいのになと思う。
ほーたんが何故標的になったのかはわからない。
特別支援学級に在籍しているからかもしれない。
ほーたんの行動が目につくのかもしれない。
それでもいじめていい理由にはならない。
翌日、学校へ旦那と行ってきました。
先生は、旦那と全く同じ事を言った。
「相手は、気軽な気持ちでからかっているだけかもしれない。
だから大ごとにして注意したら、相手は逆上するかもしれない。
だからほーたんが気にしないようにするのがいいと思う。
ほーたんには「相手を無視しなさい」と言っておいた」
と言われた。
私は愕然とした。
言われもなきいじめにほーたんのマインドの問題にするのか。
相手が軽い気持ちで言っているのなら
今のうちに注意してほしい。
エスカレートしてからでは、口頭注意では収まらなくなるではないか。
学校へ行く時、ほーたんを拾ってから行ったので
ほーたんに
「今の状況はどう?」
と聞いたら
「席換えしたら気にならなくなった」
と言ったので
私は、その場でおさめたけれど。
それでも、先生には、
怒鳴らなくてもいいので、ほーたんが迷惑していることを
教えてあげてほしいと
お願いした。
あと、もうすぐ2年生になるので
クラス換えで、クラスを別々にしてほしいとお願いした。
やっと交流級で頑張れるようになったほーたんに
水を差すようなことは避けたい。
あとは、先生からの報告を待つのみだ。